闇金は完済後も貸し付けの勧誘電話してくるの?その時はどうすればいい?
闇金で借りたお金を問題なく完済したのに、しつこく勧誘電話がかかってくるというケースは少なくありません。
目的は新たな貸し付けの勧誘だけでなく、完済したはずの借金がまだ残っているなどという強引な取り立ての場合もあります。
借りる意思もないのに闇金業者から頻繁にかかってくる電話は、とても煩わしいものです。
なぜ完済したのに電話があるのか
完済後の債務者に対して電話をかける行為は、一種の営業活動といえます。
どのビジネスにおいてもリピーターの獲得は必要かつ重要なプロセスで、勧誘電話はそのための手段のひとつです。
闇金業においては貸金業法の改正などによって新規顧客の開拓が行いづらくなっていることもあり、実績のある顧客に対して執拗に勧誘電話をかけてくる業者があるのです。
借りる意思がないときは明確に伝えることが大事
勧誘電話自体は違法行為にはあたりませんが、度が過ぎると話は別です。
勧誘電話がかかってきたとき、借りる意思がなければその旨を明確に伝えましょう。
取引の公正性を保つ目的で定められた特定商取引法の第十七条では、契約締結を行わない意思を表示した者に対する再勧誘を禁止しています。
しつこい勧誘電話への対処法
執拗な勧誘電話への主な対処法は次の3つです。
★着信拒否をする
★警察に相談する
★法律家に相談する
着信拒否をする
もっとも手っ取り早く効果が得られる方法です。
ただし闇金業者も簡単にはあきらめないので、別の番号から勧誘電話がくることもあります。
闇金業者の中には090金融といって、固定電話を持たずに携帯電話のみで営業している業者もいます。
多くは他人や架空の名義になっている、いわゆる飛ばしの携帯電話です。
警察に相談する
何度着信拒否してもしつこくかかってくるようなら、警察に相談しましょう。
電話の会話内容を録音しておくのも良い方法です。
業者によっては、警察に相談する旨を毅然とした態度で伝えるだけで手を引く場合もあります。
法律家に相談する
弁護士もしくは司法書士への相談は、もっとも確実に勧誘を断ち切るベストな方法です。
闇の業界で暗躍し違法行為スレスレの勧誘や取り立てを行う闇金業者は、所詮叩けばホコリが出る身です。
法律を盾に正攻法で戦えば向こうはひとたまりもありません。
その道のプロが出張ってきたことを知れば、ほとんどの闇金業者は尻尾をまいて逃げ出すでしょう。
どうしていいかわからないときは、必ず相談を
闇金などの違法業者は完済後にもあの手この手で貸し付けを行い、それを取り立てようとします。
必要な対処は状況によって変わってくるため、素人が軽々に判断して動くことは命取りになりかねません。
少しでも迷いがある場合は、弁護士か司法書士に相談しましょう。
闇金と戦う正義の法律家、坪山代表
ウォーリア法務事務所の代表を務めるのは、司法書士の坪山正義氏。
債務者を苦しめる闇金業者に対して一歩も引かず、毅然と戦う正義の法律家として知られています。
空手家でもあり日々ウエイトトレーニングも行っている坪山代表は、心身ともに頑強な人物です。
かつてはバイクで日本一周やアメリカ一周まで成し遂げるなど、バイタリティも溢れんばかり。
脅し文句や強引な手口で取り立てを迫る闇金業者にも臆することなく立ち向かうその強い姿勢は、依頼者にとって頼もしい限りです。